農業コラム

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  • 2018年12月28日

GAPの実践に貢献するyazaki

農業生産管理?

農業業界を取り巻く環境は人手不足、高齢化など日々厳しくなり、効率的で安全な農作業が求められています。
また、消費者の目が厳しくなり、安全で高品質な作物の提供をしていかなければなりません。
そんな環境の中、効率的で安全な農作業を行う方法としてGAP(農業生産管理)の取り組み・実践が注目されています。

GAPとはそもそも何か、GAPを実践するための考え方、GAPの取り組みをサポートする矢崎化工の製品などを全5回に分けてご紹介していきます。

GAPを知る

GAPとは

Good Agricultural Practiceの略で(良い・農業への・取組)のことで、食の安全(生産工程管理)や環境の保全などに取り組んでいる農場を評価する認証制度のことをいいます。
2020年の東京オリンピック、パラリンピック競技大会における選手村などの食材の調達用件ともなっております。

GAP実践のメリット

作業の流れ、やり方が明確になることで、誰が行っても一定以上の出来栄えが期待できます。作業者にとっても作業がしやすい環境が整い、新しく働き始めた人にもわかりやすく、人の定着しやすい職場を作れます。より良い方法を考える時も、「今がこうだから何をどう変えるか」と具体的に検討でき、的確な改善を実施できます。
また、GAP認証を取得すると、良い農業を実践していると消費者や流通業者へのPRになり、新たな販路の開拓チャンスを増やせます。

GAPの種類

GlobalGAP やJGAP、ASIAGAPなど、各国や地域ごとなどで様々な種類があります。 GlobalGAPはドイツの非営利団体、FoodPLUSGmbHが策定した物です。海外では最も普及しており、取引要件として定める流通業者もいるほどです。 JGAPとASIAGAPは日本発祥で、一般社団法人日本GAP協会が策定した物です。各GAPの審査分野はほとんど同じ領域ですが、先の3つを比較したとき、ASIAGAPとGlobalGAPでは商品の回収テストや資材仕入先評価などの流通面の基準が追加されます。GAP認証をとる場合、ターゲットとなる販売先が求めている規格にかなうGAPを選ぶ必要があります。

GAP
出展:
農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/g_summary/index.html
GAP(農業生産工程管理)をめぐる情勢(平成30年11月30日版)

GAP認証に必要なもの

JGAPの場合、一般社団法人日本GAP協会が作成した基準書に合格しているかの審査を受ける必要があります。審査は日本GAP協会に認定された機関によって有料で行われます。GAPへの取組を始めてから認証取得まで、最短でも3~4ヶ月の時間がかかります。

GAPの審査項目・内容

5つのチェック分野(農場の運営、食の安全、環境の保全、作業環境の安全、従業員の人権・福祉)があります。農作物の生産の各工程において、この5つのチェック分野に関わる項目、たとえば生産計画のスケジュールや目標収量の文書化、農薬の使用歴の記録、怪我のおそれのある作業での注意点共有などが設定されています。
矢崎化工では3つの分野、農場の運営、食の安全、作業環境の安全へのアプローチをお手伝いさせて頂いております。

これから5回に分けてGAPの取り組みをサポートする情報を公開していきます。
是非ご覧ください。

第2回 GAPの取り組みをサポートするyazaki製品①
第3回 GAPの取り組みをサポートするyazaki製品②
第4回 GAPの取り組みをサポートするyazaki製品③(2019年1月公開予定)
第5回 GAP認証企業での導入事例(2019年1月公開予定)