いちご日記

  • 2018年10月02日

定植前の作戦タイム。目指せ一定な甘さ!

収穫時、平均的な大きさの果実をランダムで選び、大きさ・見た目の記録を行います。この切った半分を潰して果汁を採り、糖度試験に使います。残りの半分は実際に食べてみて、甘味・酸味・その他食感の評価をしております。

こんにちは。朝夕が涼しくなり、夏の終わりを感じ始める今日この頃ですね。

いちごの植え付けの準備に取り掛かる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は10月初め頃に定植を予定しており、ついにこの季節が来たかと気が引き締まる思いです。

今年の抱負は、栽培期間を通して「糖度10」をコンスタントに出し続ける事です。摘果や葉かき、施肥管理に気を遣ってきた4年間ですが、正直なところまだまだ未熟で、栽培後期になると小粒・低糖度になってしまいます。樹上でぎりぎりまで熟させるのですが、それでも物足りない時があるくらいです。同じ時期にスーパーでいちごを買うと、プロの方々のすごさを思い知ります…。

原因というか、改善した方がきっと良くなるだろうと思われる点は、①樹勢、②気温です。
①樹勢については、定植後に電照を試してみようと考えております。クラウンの太さが株ごとで大きく違うためなるべく合わせ、質の底上げを狙います。②気温については、特に冬~春にかけて重点的に管理する予定です。空調の設定温度、風向き、湿度に注意し、光合成の盛んな午前中の気温を25℃程度まで高めたいと思います。

量を取り切れない分、せめて少数精鋭を目指す所存です。数か月後にはここに良い成果を報告するつもりで取り組んでいこうと思います!

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