いちご日記

  • 2019年06月19日

いちごのプロ【その1】

●いちご生産者様の現況 藤枝編

こんにちは。
梅雨入りしてじめじめした日が続きます。
晴れの日が恋しい今日この頃です。

弊社の「いちご栽培」は場所の関係で育苗ができません。
定植までの間、お得意様を訪問して圃場の状況を報告していきたいと思います。

本日は藤枝市のK様の圃場にお邪魔しました。
K様とは22年間お付き合いさせていただいております。

訪問時には2018年産いちご生産は終了されていましたので育苗の状況をお伝えします。

栽培されている品種は紅ほっぺです。弊社の商品「アイポット」を使用して育苗されています。
アイポットは1995年より使用いただいております。
「48穴パネル」しかなかった頃からのアイポットユーザー様です。
「70穴パネル」の開発ではたくさんのご意見を頂戴したようです。

親株は弊社製品「親株栽培槽 GFT-16」に定植しています。
K様は1996年より「GFT-16」を使っていただいております。
静岡県内の地区や県外のいちご生産者様も多数見学にこられた圃場です。

紅ほっぺ(親株)

アイポット

親株栽培槽「GFT-16」

圃場で使用中の「GFT-16」

親株を隔離して、また地面からも離した高設タイプの採苗方式です。
仮植用のアイポット用70穴パネル架台を採苗にも利用しています。
(後日詳細を説明します)

「いちごの採苗」(弊社デジタルカタログp38)での立体式(親株を上部に設置してランナーを下す方法)がランナー発生の面積効率は高いのですが、親株から水平にランナー発生させる生産者様が多いようです。

親株から平行にランナーを発生させます

立体式育苗(弊社カタログより)※依然K様の圃場にて撮影させていただきました。

潅水は点滴チューブで行っています。電磁弁を取付けてタイマーにて行います。

K様は現在全量、紅ほっぺを栽培されています。
私が初めて伺った頃は、品種は女峰でした。その後、章姫→紅ほっぺ と栽培品種は変わりました。
本圃も地床でした。現在の栽培は……。それは今後、紹介させていただけると思います。

まだ、ランナーが出始めです。次回訪問時にはポット受けが始まっているでしょう。
合間には本圃の片付けもあります。暑い中のハウス内作業は厳しいですよね。
体調の管理を十分行って作業していただきたいです。

今後、仮植-定植-収穫と作業を追っかけて行く予定です。同時に使用している資材も紹介していきます。

K様、ありがとうございました。
いつ伺っても嫌な顔ひとつしないで仕事の合間にご丁寧な説明をしていただけます。
今後もご面倒かけますがご協力をお願いします。

次回は、清水区在住のいちご生産者様の圃場に伺います。
久しぶりの訪問となります。どんなお話が伺えるかとても楽しみです。

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